「囚われのパルマ」エピソード4感想/ガラスを有効活用した口説き方
最近は「360円払ったら続きのエピソードが読めるとか、実質タダだな」と思い始めました。
別にスマホゲーではまっているゲームがあり、それと合わせてAppleから8000円の請求が来ていましたが気にしません。
今日も元気にパルマの感想いってみようと思います。今回はなぜか勢いあまって全ての面会を延長してしまったので、それも後ろの方に書きます。
今回で物語が一気に動きましたね!
エピソード4あらすじ
主人公が贈ったケーキがきっかけでハルトの両親の記憶が蘇る。両親はかつて温室の奥にあったシーハイブ製薬の研究所で研究員として薬の開発をしていたが、20年前のある雨の日、交通事故が原因で亡くなっていた。雨が酷いので会社の車を借りて帰ろうとしたところ、ぬかるみにタイヤをとられて車がスリップしたことが原因だった。
ハルトが両親の記憶を少しずつ取り戻していく中で、主人公は政木という初老の男性と出会い、ついにハルトの過去を知ることになる。ハルトは両親と同じくシーハイブ製薬の研究員で政木の部下として働いており、プロジェクトのリーダーを任されるほど優秀な社員だった。
同時にハルトが収監されている理由も明らかになる。彼は開発中の薬の機密データを持ちだそうとした過去があり、記憶が戻ったときに逃げられないようにするためここに囚われているのだった。
なぜ自分がそんなことを?と戸惑うハルトに、主人公は政木が言っていた「忘覚(ぼうかく)の日は近い」というキーワードを告げる。そしてハルトは次の言葉を思い出す。
「忘覚の日は近い」「アドニスの花に誓約を 愛しのベアトリーチェに捧ぐ」
"ベアトリーチェ"はハルトが担当していた新薬開発のコードネームだった。
新たな追加要素
・マップに「廃棄場」「雑木林」の追加
・繰り返し使える話題に「・・・・・・さみしい。」の追加 など
特に印象に残ったシーン
●第一面会は全体的にやばい
噂のガラスにおでこくっつけるやつ。
「いいから・・・・・・、おいで?」とガラスを指先でコンコンしてくるハルトにそりゃもうキュンキュンしたのですが、
まあ何が問題だったかというと、初見時にラーメン屋にいたことは最大の不覚でしたね。
さらに言えばラーメンを前に実践したのですが、
何度やっても反応しなかったときにはさすがに虚無に包まれました。
(まあ店内には客は私一人しかいなかったので、戸惑ったとしても店主だけだと思います)
でもこのあとのデコピンはほんとやられたって感じで、今までで一番素でときめいたかもしれません。
第一面会は全体的に「ね?(小首を傾げる) だから大丈夫。」とか「だから、ほら。笑って?」とか、ハートを抉ってくるセリフが多かったです。罪な男だ。
●その他ガラスの有効活用
・「おでこ、貸して? 熱、測ってあげる。」(第二面会)
第一面会はキュンキュンしたのですが、こっちはそれは無理があるだろというツッコミが先行してしまいました。いくらイケメンでも騙されないよ。
あとガラスといえば第一面会の「・・・・・・今度は考えごと?」でガラスをノックする仕草もさり気なく良かったです。
●「私に会うのは待ち遠しくない?」の反応(第三面会)
「どうしてそういうイジワル言うかな・・・・・・。」「・・・・・・待ち遠しかったよ。君に会いたかった。」「・・・・・・これでいい?」
ン゛ン゛ン゛ン゛ン゛か゛わ゛い゛い゛
話全体の感想
ハルトの両親の死はただの事故じゃないっぽいです。ハルトも「研究メンバーの失踪か・・・・・・。」ってさりげなく言ってました。(拾われなかったけど)
政木さんは「彼の身を案じてもいる。」と言ってましたが、なんとなく怪しい感じがします。両親の死がただの事故じゃないとすると、どこかに悪役がいるはず?
あと本当に申し訳ないのですが、ハルトの犯した罪は「開発中の薬を持ち逃げしようとしたこと」で、収監されている理由も記憶が戻ったときに薬のデータを聞き出すためと、過去がめちゃくちゃ重いわけじゃなかったことに少しだけしょんぼりしました。イケメンが重い十字架背負うとこ見るためにオタクやってるとこあるんで……。
いや、ハルトが殺しとかしてなくて本当よかったんですけどね。
政木さんは心の色を見られるのに抵抗があってハルトに会わないとのことで、一瞬「心が読まれるわけではないのにそんなに嫌かな?」と思いましたが、
仮に私がハルトを目の前にして煩悩全開の心の色がみられたとしたら確かに救えないなと思いました。(田宮まちこさんの監視日記の第4回でも同じことが描かれてました。)
その他気になったところなど
●第一面会でのデコピンの後、「らしくないな。」「君ってもっとドライなのかと思ってた。」
←このセリフももしかしたら今までの選択肢で変わったりするのでしょうか?
●「……さみしい。」の反応
一発目は「君が、そんなに素直にさみしさを口に出すなんて……。」という返答だったのですが、これも上と同じで変動するのでしょうか。
だとしたら総合するとハルトには頑固であまり感情を表に出さない性格だと思われてるようなのですが、普通に当たってるのでこの分析システム凄いなと思います。
それにしても主人公はメンヘラが加速している。
●アクセサリーが素敵
普通に感動しました。多分アクセサリーだろうとは思ってましたが、よくある感じのものではなく、心をこめて考えないと作れないようなオリジナリティのあるものだったので余計に。ハルトは本当に何でもできるなあ。
スチルもとても良かったです。
ちなみにもらったのは「メノウのアクセサリー」でしたが、さすがにこれは全員共通なのかな? 「疲れをいやす」とか書いてあったからハルトに「疲れた……。」を毎日送りつけるメンヘラっぷりに対するカウンターかと一瞬思ったのですが。
●あまりにも寝過ぎ
ここまでくると何らかの病気なんじゃないかと思います。
●結婚の話題で「ずっと一緒にいたいってお互いに思える人がいい」というハルトに「私も、そう思う。」と返したら⇒
「そうなの?よかった。」「細かい条件が付いてきたらどうしようかと思った。」と、とうとう面会延長ではなく本編ですらサラッと事実上の告白みたいなことをかましてくるハルト。
●コブンのスチル
オアマァと声が出ました。
エピソード4面会延長について
第一面会延長
主人公と花畑にいたのに突然引き裂かれ、主人公に手を伸ばそうとするも触れられないという夢をみたハルト。
「夢の中でも現実でも君に触れることができない。」「ガラスの向こうの君は本当に実在しているのかな・・・・・・。」と、ガラスを一枚隔ててでしか会えない状況にもどかしい思いを抱えている様子。
私もハルトくんの夢をみてるよ? と言ったところ、「もし、このガラスが無い状態で会っているなら、夢の中の自分に嫉妬してしまうかも。」とまた甘い言葉を言ってきて終了。
これはわりと穏やかでした。むやみに延長するつもりがない人は特にしなくてもいいかと思います。
第二面会延長
おでこ、貸して。と言ったことを普通は小さな子供にすることだったと反省するハルト。つっこみどころはそこじゃない気がするよ。
今まで私が見た面会延長にはなかったのですが、今回はじめて本筋と絡むような話がされました。ハルトくんの父親の話で、あの写真に映っていた男性は父親ではないこと、父親は優しいことが取り柄の平凡な人だったが「大人になったら父のようになりたいと思っていた」とハルトは敬慕していたことが明らかになります。
真面目な話をしていたと思ったら突然体調が悪くなるハルト。早めに切り上げようという主人公に「君がさっきの魔法かけてくれたら・・・・・・早く治るかも・・・・・・。」とかぬかしてきました。口説き方に臆面がなくなってきた。
おでこくっつけてあげると「もっと熱、上がったみたい。」とイケボで畳みかけてきます。
その後は本当に熱が上がったかも?とさっきの体調不良は嘘だったことをぽろっと零して終了。このボケも含めて策略だったら恐ろしいですね。
これはハルトとイチャコラしたい人は延長の価値大ありかと思います。
最初の方の記事では面会延長は甘すぎて違和感がある!と書きましたが、
この頃になるともう本編でもわりとイチャイチャし出しているのであまり不自然さを感じず、なんなら全然アリだなと思い始めました(素直)。
第三面会延長
面会室にミツバチが乱入してきて動揺する主人公にハルトは「大きい声は出さない方がいい。」「騒がないで、落ち着いて。……そのまま、じっとしてて。」と告げ、近い距離で押し黙る二人。
その後の選択肢は「ハルトくんの顔が近くにあったから緊張して……。」の方が乙女ゲー的な正解っぽく、ちょっと甘い雰囲気になります。珍しくほんのりSっぽい発言も出てきます。
が、第三面会延長はそこで終わりで、そんなにボリュームはなかったです。
今回は以上です!
ガラスを隔てた切なさはもちろんこのゲームのひとつのキーではあるのですが、
ここまで主人公とハルトがお互いを思うようになってくると、そろそろ引き合わせてあげたくなってきました。
あっという間に残り2話となってしまい寂しいですが、
引き続き二人の行方を見届けたいと思います。
それでは、溜まった話題の消化の作業に戻ります。